鬼灯の書楼

甘辛野菜の肉巻きと、残り野菜のチーズミートソース焼き

月詠堂 女将のまかない帖

連休というものは、休みなのか忙しいのか、よく分からないものでございます。

人が集まれば、ごはんも増える。ごはんが増えれば、冷蔵庫には「ちょっとだけ残ったもの」も増えてまいります。

そんな日の台所から生まれました、今回のまかないです。

甘辛だれの野菜肉巻き

冷蔵庫にあった野菜を、お肉でくるくると。

  • なすと人参
  • アスパラ
  • アスパラとチーズ

の三種類。

フライパンでこんがり焼いたら、醤油と砂糖で甘辛く味付けします。

分量ですか?

……そのあたりは、女将もよく存じません。

醤油を入れて、砂糖を入れて、「うん、このくらいでしょう」と思ったところが適量です。

ごはんによく合う、間違いのない味になりました。

そして、野菜が余りました

肉巻きを作っておりますと、どうしても出てくるのが、

巻くお肉はもうないのに、切った野菜はまだある。

という問題。

なすも、人参も、アスパラもおります。

さて、どうしましょう。

そこで取り出しましたのが、レトルトのミートソース。

耐熱皿に残った野菜を入れ、ミートソースをかけまして、その上からチーズをふんだんに。

あとはオーブンへ。こんがり焼き目がついて、野菜に火が通れば出来上がりです。

残り野菜のチーズミートソース焼き

こちらも分量はございません。

野菜は、あるだけ。
ミートソースは、かかるだけ。
チーズは、ふんだんに。

これでよろしいのです。

レトルトのミートソースは、そのままいただくと少し味が濃いこともありますが、野菜をたっぷり入れるとちょうどよく。

なすはソースを吸ってとろりと、人参には甘みがあり、アスパラもよいアクセントになりました。

そこへチーズが加われば、だいたいのことは丸く収まります。

女将のひとこと

きちんと献立を考えて作るごはんもよいものですが、「これが余ったから、これも入れてしまいましょう」から生まれるものも、案外おいしいものでございます。

肉巻きを作って、野菜が余った夜にはぜひ。

冷蔵庫のお片付けも兼ねた、気楽な一皿です。

そして最後にもう一度。

チーズは、ふんだんに。

ここだけは大切でございます。

有紀 中谷

心を休め、明日へ帰るためのデジタル旅館「月詠堂」の女将、月夜千冬星です。 タロット・数秘・星読みを通して、迷いや不安を抱えた心にそっと灯りをともします。 ここでは、占いのこと、心地よく暮らすための読み物、月詠堂に集う人々や日々の物語を綴っています。 どうぞ今夜も、ごゆっくりお過ごしくださいませ。

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