女将のまかない帖|葉月十八日の晩ごはん
夕暮れの気配が、ほんの少しだけ早くなってきました。
まだまだ暑い葉月の夜。本日の月詠堂のまかないは、にんにくをたっぷり効かせた鶏のガリバタ醤油を主役に、さっぱりした小鉢と、やさしい甘さのポタージュを添えました。
きちんと作ろうと構えずとも、あるものを合わせて、味を見ながら整えて。そんな日のごはんも、なかなか良いものです。
🌙 本日のまかない定食
鶏とキャベツのガリバタ醤油
本日の主菜。鶏肉一パックを両面こんがり焼き、少し蒸し焼きにして中まで火を通します。そこへ、たっぷりのキャベツを投入。
味の決め手は、自家製のオリーブにんにく。大きめの丸スプーンで三杯ほどを惜しみなく使い、オリーブオイルとバター三切れ、最後に醤油を三回し。にんにくとバターの香りに、焦がした醤油。キャベツには鶏の旨みが染み込み、ごはんがよく進む一皿になりました。
材料: 鶏肉 1パック/キャベツ ジップロックM 2袋分ほど/自家製オリーブにんにく 大きめ丸スプーン3杯/オリーブオイル 適量/バター 3切れ/醤油 3回しほど
キャベツときゅうりの ゆかりごまマヨ
主菜がこっくり味なので、添えものは少しさっぱりと。キャベツときゅうりに、ごま油、ゆかり、マヨネーズ。ゆかりのほどよい酸味と塩気に、ごま油の香り。そこをマヨネーズがまろやかにまとめてくれます。
材料: キャベツ/きゅうり/ごま油/ゆかり/マヨネーズ
さつまいもの塩麹ポタージュ
今日の汁物は、さつまいものポタージュ。さつまいもを茹で、ミキサーでなめらかにしてからレコルトへ。そこへ塩麹と、コンソメをひとかけ。
……ところが。塩麹、少々入りすぎました。 そんな日もあります。牛乳をたっぷり加えて調整したところ、結果はまろやかでやさしい味わいに。料理とは、案外こういう偶然から美味しくなるものなのかもしれません。
材料: さつまいも/牛乳 たっぷり/塩麹/コンソメ 1かけ
今宵のひとこと
にんにくの香る主菜。ゆかりの効いた小鉢。さつまいもの甘いポタージュ。
特別な日のごちそうではないけれど、今日一日を終えるには十分な晩ごはん。
夏も、そろそろあと少し。季節が巡る前に、今夜もあたたかいものをいただきます。
どうぞ皆さまも、よい夜を。
— 月詠堂 女将
月夜千冬星
心を休め、明日へ帰るためのデジタル旅館「月詠堂」の女将、月夜千冬星です。 タロット・数秘・星読みを通して、迷いや不安を抱えた心にそっと灯りをともします。 ここでは、占いのこと、心地よく暮らすための読み物、月詠堂に集う人々や日々の物語を綴っています。 どうぞ今夜も、ごゆっくりお過ごしくださいませ。
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