月詠堂スナップ|女将、机に向かう
2026年7月14日
鑑定を終えた女将は、すぐには帳場を離れません。
机の上には、先ほどまで使っていたカード。
その隣には、書きかけの鑑定書があります。
お伝えした言葉を、あとからもう一度読み返せるように。
今はまだ心に入らなかった言葉も、必要な日にそっと届くように。
女将は時折手を止め、文章を読み返しては、少しだけ書き直します。
未来を決めつけるためではなく、迷ったときに戻ってこられる灯りを残すため。
今夜も月詠堂の帳場では、女将・月夜千冬星が静かに鑑定書を綴っています。
月詠堂編集部|福音ゆら
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