SL大樹に乗ってきました|黒いSL、青い『大樹ふたら』、茶色い客車を楽しむ鬼怒川の鉄道旅
群馬・栃木をめぐる家族旅のなかで、とても楽しみにしていたのがSL大樹でした。
「SLに乗る」というだけでも特別感がありますが、実際に行ってみると、楽しみはそれだけではありませんでした。
黒いSL、青い「大樹ふたら」、茶色い客車。ホームに並ぶ列車の姿も印象的で、駅で過ごす時間そのものが旅の思い出になります。
今回は、鬼怒川方面で体験したSL大樹の乗車記です。
黒いSLに、青い「大樹ふたら」、茶色い客車
ホームで待っていると、まず目に入るのは黒いSL。
それだけでも十分に心が躍るのですが、今回乗車した編成は、青い「大樹ふたら」と茶色い客車が連なっていて、全体の雰囲気がとても印象的でした。
黒、青、茶。色の組み合わせにどこか懐かしさがあり、いわゆる普段の電車とはまったく違う特別感があります。
鉄道が大好きなお子さんはもちろん、大人でも「これはちょっと見入ってしまうね」と思える編成でした。
車内販売も旅の楽しみ
SL大樹では車内販売もありました。
旅先で、列車に揺られながらいただくものは、どうして少し特別に感じるのでしょう。
今回印象に残ったのは、黒いアイス。見た目のインパクトがなかなか強く、「これは気になる」と思わず手が伸びます。
お味はバニラ系なのですが、ふつうのバニラとも少し違う、不思議な風味。どこか炭を思わせるような印象もあり、見た目も味も、ちょっと記憶に残るアイスでした。
こういう“その場ならでは”の食べものがあると、列車の時間そのものがひとつのイベントになりますね。
転車台はぜひ見ておきたい見どころ
SL大樹といえば、やはり転車台も見どころです。
駅に到着して終わり、ではありません。少し時間に余裕があるなら、ぜひ見ておきたい場面です。
SLがゆっくり向きを変えていく様子は、大人が見ても面白く、自然と人が集まってきます。実際、まわりにもたくさんの人がいて、みなさんしっかり見守っておられました。
「列車に乗る」だけでなく、こうして鉄道が動いていく仕組みを目で見られるのも、SL旅の醍醐味だと思います。
駅には列車がいっぱい。見ているだけでも楽しい
鬼怒川の駅は、SLだけでなくほかの列車を見る楽しみもありました。
特に印象的だったのは、スペーシア X、日光、リバティなど、さまざまな列車がやってくること。
とくにリバティがかなりよく走っている印象で、「また来た!」となるほどでした。
列車好きのお子さんと一緒なら、SLの乗車時間だけでなく、少し早めに駅へ行ってホームを眺める時間もおすすめです。待ち時間すら、なかなか楽しい旅の時間になります。
展示室もあり、駅時間が意外と充実
駅には展示室もありました。
大きな博物館のような規模ではありませんが、列車の待ち時間や乗車前後に立ち寄るにはちょうどよく、鉄道旅の気分をもう少し深めてくれます。
「SLに乗る」「転車台を見る」「列車を眺める」「展示室ものぞいてみる」。こうして重ねていくと、ひとつの駅でも意外なほど充実した時間が過ごせました。
乗車券は窓口で購入。割引も利用できました
今回、乗車券は窓口で購入しました。
割引が使える場合もあるので、対象になるものをお持ちの方は、窓口で確認してみると安心です。こうした旅の割引は、使える場所もあれば使えない場所もあり、列車によっても少しずつ違うので、当日確認しながら進めるのがいちばん確実だなと感じました。
SL大樹は「乗る」だけではもったいない
今回あらためて思ったのは、SL大樹は“乗るだけ”ではもったいないということでした。
黒いSLにわくわくして、青い「大樹ふたら」と茶色い客車の編成を眺めて、車内販売を楽しんで、黒いアイスを食べて、降りたあとには転車台を見る。
そのうえ、駅ではリバティやスペーシア Xまで見られる。
鉄道好きのご家族にはもちろん、旅の途中に“特別な列車体験”を入れたい方にも、とても楽しい時間になると思います。
女将のひとこと
旅先の駅というのは、ただの移動の場所ではなく、ときどきそれ自体が目的地になります。
SL大樹はまさにそんな列車でした。乗って楽しい、降りても楽しい、待っている時間まで楽しい。
少しだけ時間に余裕を持って、ホームの風や音まで味わう。そんな鉄道旅も、なかなか良いものです。
月夜千冬星
心を休め、明日へ帰るためのデジタル旅館「月詠堂」の女将、月夜千冬星です。 タロット・数秘・星読みを通して、迷いや不安を抱えた心にそっと灯りをともします。 ここでは、占いのこと、心地よく暮らすための読み物、月詠堂に集う人々や日々の物語を綴っています。 どうぞ今夜も、ごゆっくりお過ごしくださいませ。
こちらもおすすめ
女将のまかない帖|ひき肉と玉ねぎの香ばしチャーハン
2026年9月16日
生理は病気じゃない。でも、我慢するものでもない。|婦人科に行こうか迷ったときに、女将が思うこと
2026年8月21日
月詠堂へのご感想はこちら